ブログ・おひさまだより

2018.09.05更新

今年7月頃から、関東地方で風しんの届出数が増加しています。特に成人の発症が多いようです。

風しんとは、発熱と同時に細かい発疹が頭部から体、手足へと広がり、耳の後ろのリンパ節が腫れます。

3日程度でよくなることから三日ばしかともいわれます。妊娠初期に妊婦が感染すると、胎児に先天性風疹症候群(白内障、難聴、心疾患など)をきたすことがあります。
罹ってしまうと治療薬はありませんが、ワクチンにより予防ができます。

妊婦への感染を予防するため、「明らかに風しんにかかったことがある、予防接種を受けたことがある、あるいは風しんの抗体が陽性であると確認できている方」を除き、

1.妊婦の夫、こども及びその他の同居家族

2.10代後半から40代の女性

の方は、是非予防接種についてご検討いただけるようお願いいたします。 院長

 

参考 感染症発生動向調査(IDWR)(国立感染症研究所)

https://www.niid.go.jp/niid/ja/data.html

 

 

投稿者: おおきこどもクリニック


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