ブログ・おひさまだより

2013.07.30更新

7月28日 第170回栃木県小児科医会ゴルフコンペgolfに参加してきました。
第170回ってすごい歴史です(昭和40年代からやっている・・)。この1年は私が幹事を担当してきました。
場所は矢板のロペ倶楽部で9名の先生方が参加されました。幸い天候にも恵まれsun穏やかな雰囲気で楽しくプレーできました。
で、結果は・・・スコアは内緒ですが、9名中7位でしたdespair。まあ、いつも通りの出来ですが、とにかく怪我無く楽しくできてよかったよかった。参加された先生方、大変お疲れさまでした。

左から、安藤先生、吉原先生、大木、粕谷さん

投稿者: おおきこどもクリニック

2013.07.02更新

七夕の季節が来ました。今年も院内に七夕の飾りをしています。短冊には患者様やご家族の皆様の色々なねがいが込められています。ちょっと笑えるものから、涙があふれるものまで様々です。
来院された際にはぜひ願い事を!

投稿者: おおきこどもクリニック

2013.06.18更新

今年4月から定期接種となった子宮頸がんワクチンについて、厚生労働省は積極的勧奨の一時的な差し控えをすることが決まりました。即ち、中止ではなく「子宮頸がんワクチンの接種を積極的には推奨しませんが、本人(保護者)が有効性とリスクを理解した上で希望があれば、定期接種として接種はできますよ」というなんともはっきりとしない決定です。

 昨年より、このワクチン接種直後に接種直後の痛みによる失神症例が多く報告され、注意が促されていましたが、今回の決定に至った要因は、「複合性局所疼痛症候群(CRPS)」という副作用が十分に把握評価できていないためで、今回の決定は調査の結果がでるまでは積極的に接種することをお勧めしないというものす。
 CRPSは、外傷(骨折・打撲・捻挫・注射など)をきっかけとして、慢性的な痛みが起き、それに加えて、局所のむくみ、皮膚温度の異常、発汗異常などの症状を伴うことがあります。手足を動かせなくなったり、もともとの外傷を受けた部位だけでなくて、全身に広がって行く事もあるようです。子宮頸がんワクチンのみに関連した疾患ではなく、他の原因でも起こりうるものですが、この病気自体の全体像が把握されておらず、診断できる医師も非常に限られているのが現状です。子宮頸がんワクチン接種での発症が他の要因以上に多いのかなどはっきりしたことはわかりません。日本より先に、接種が導入された諸外国でもCRPSの報告がありますが、接種が中止になった国は今のところないようです。

 ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)ワクチンは、2009年12月にサーバリックス、2011年8月にガーダシルが発売され、今年3月末までに推計328万人に接種されています。そのうちCRPSと思われる報告は43人とのこと。一方、子宮頸かんはおよそ年間9000人が発症し、年間2700人が死亡しています。ワクチンで、子宮頸がんを100%予防できる訳ではありませんが、ワクチンで予防できる16型・18型ウイルスは日本の子宮頸がんの原因の6割程度と言われており、子宮頸がん発症のリスクを6割は減らせることになります。
当然ながら接種したら安心しないで、成人後は子宮頸がん健診を受けることも忘れてはなりません。

 100%安全なワクチンなど存在しませんが、しばらく厚労省の調査結果による判定を待つことになるのだと思います。しかし、現実的には、接種をされる方は極めて少ないでしょう。子宮頸がんワクチン接種を希望される方および保護者の方には現状をしっかり説明していきたいと思います。

投稿者: おおきこどもクリニック

2013.06.11更新

梅雨入りrainしたというけれど、あんまり雨が降りませんcloud・・ 今年はいわゆる「空梅雨sun」なのでしょうか?
しかし、確実に喘息発作sweat02を起こす患者さんは増えていますsad

どうして梅雨の時期は喘息をおこしやすいのでしょうか??
1. ダニが繁殖しやすい
 相対湿度60-70%、気温25℃くらいの環境が、気管支喘息の大敵であるダニやカビが繁殖し易い環境であるため

2. 気候の変化が激しく、かぜをひきやすい
 朝夕の気温や湿度の変化が激しく、汗を一杯かいたあとに明け方お腹をだして寝ているとかぜをひいてしまいます。それが引き金で喘息発作を起こすことがあります。

3. 低気圧が停滞
 気圧がさがると肺の毛細血管の圧に変動が起こり、発作を起こしやすくするなどと言われています。
いずれにしても、用心することにこしたことはありません。皆様、くれぐれも体調管理にお気をつけください。

下の写真は、スタッフが作成したものです。季節ごとに手作りで院内に掲示してます。

投稿者: おおきこどもクリニック

2013.05.31更新

昨日、宇都宮ポートホテルで、「第9回宇都宮クリニカルカンファレンス」が開催され、「外来小児科診療の最近の知見」と題して講演を行ってきました。聴衆は主に宇都宮市内の開業医の先生で、小児患者も診察されている方々でした。医師としては先輩の先生方ばかりでしたので、大変緊張しました。何とか講演を終えたその瞬間から、とっても熱いディスカッションが始まり、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。参加された先生方の小児医療への真摯な態度と熱意には本当に頭が下がる思いでした。今回は自分も大変勉強になり、とっても良い機会でした。先生方と協賛の第一三共さんに深謝いたします。

投稿者: おおきこどもクリニック

2013.05.24更新

生まれたての赤ちゃんと最初の意思疎通・・・それは肌と肌を通じて行うタッチケア。
ベビーマッサージはお母さんが赤ちゃんとふれあい生命の尊さを実感することができる「心のコミュニケーション」です。

ということで、スタッフの畠山と共に、ベビーマッサージの資格を取得するために、講義を受けております。
ベビマのライセンスが取れましたら、クリニックでベビマ教室を開催する予定でおりますので、皆様よろしくお願い致します。

投稿者: おおきこどもクリニック

2013.05.18更新

先日、仕事をさらに活性化する目的で、スタッフ一同、オープンセミナーに参加してきました。
講師は「泉一也先生」でした。内容は豊富で、あっと言う間の2時間でした。ヒトは学習する能力に長けており、常にヒトとのコミュニケーションを大切にし、自らを分析し、内に秘めた自分のポテンシャルを如何に巧みに表現していくかというような展開でした。
とてもエキサイティングな時間を過ごせました! 皆様も泉先生のウィルビジョンのHPをご覧になるとよいかもしれません。

投稿者: おおきこどもクリニック

2013.05.11更新

昨年末に、当院のホームページを更新し、さらに最近当クリニックのFacebookを始めました! これまでtwitterとかmixiなどいわゆるSNSはやっていなかったので、いろいろ戸惑いはありますが、少しずつ進めていこうかと思っています。最近知ったのですが、最近ではLINE,チャットワーク、カカオトークなどメッセージアプリの方がfacebookなどのSNSを脅かす勢いだとか。こうなるともう全然ついていけません。携帯もポケベルもなく、電話と手紙で通信していたあの頃を懐かしく思うこの頃です。皆様、どうぞ当院Facebookに清き「いいね」の一票をお願いいたします。

投稿者: おおきこどもクリニック

2013.04.24更新

4月19日から21日まで、広島国際会議場等において第116回日本小児科学会学術集会が開催されました。
私もお休みをいただき、20-21日に参加してきました。東日本大震災や福島原発事故、中東や北アフリカの政情不安に加えて、昨今の東アジアの領土問題や北朝鮮の核問題など、多くの国際的問題を抱える中で、今回の広島での開催というのは、いろいろな意味で意義のあるものであり、平和と小児医療、こどもたちの幸せという点についてあらためて考えさせられました。
学会後は、宮島でちょっと息抜きしてきました。

投稿者: おおきこどもクリニック

2013.04.07更新

今週末も爆弾低気圧なる天候の荒れがありまして、喘息を含む基礎疾患をお持ちの方はさぞ過しにくい週末だったのではないでしょうか。
この週末に、勉強会に参加して参りました。ロタウイルスワクチンに関する内容がメインでしたが、喘息の治療についての話題もございました。
東京慈恵会医科大学 勝沼先生のお話でしたが、吸入ステロイドに関して、「間欠的吸入も有効かもしれない」との内容でした。
私は、平素よりぜんそく患者さまに対し、(必要があれば)常に忘れずに毎日吸入ステロイド薬(フルタイド、パルミコート、キュバール、アドエア、シムビコート)を継続してくださいとお話ししております。しかし、最近のデータによると、有症状のみの間欠的使用でもある程度吸入ス剤が有効であるとの報告があるようです。だからといって、すぐに止めていいですよというわけではなく、漸減する過程において中止もしくは休止するさいに、有症状時に間欠的にステロイド吸入を使用すると有効だろうということです。現治療を引き続きご継続してくださいますようよろしくお願いします。

投稿者: おおきこどもクリニック


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